ラーメンを食べるとハゲるというウワサ
皆さん、ラーメンは何がお好きですか?私はサッポロ一番塩ラーメンにたっぷりの野菜とバターを入れて食べるのが好きです。
しかし、ある日ネットで「ラーメンはハゲになる原因」とのウワサを目にしました。 果たして、ラーメンとハゲ、もといラーメンと薄毛や抜け毛は関係あるのでしょうか?
ラーメンにはハゲになる要因があった
調べていくうちに、ラーメンには薄毛や抜け毛と関連性が高い成分が大量に含まれていることがわかりました。
塩分
「傷口に塩を塗る」という言葉があるほど、塩による刺激は大変強いものです。
塩は知覚神経に強い刺激をもたらします。その際、塩による刺激が強すぎると、知覚神経に存在する育毛を助ける物質「CGRP」が排出されてしまいます。
結果、神経細胞が死んでしまうなどで抜け毛や薄毛が進行してしまうという仕組みです。 また、塩分を大量に摂取すると高血圧を引きおこす可能性が高くなります。
高血圧になると、体全体の血流が悪化するため、おのずと頭皮の血行も悪くなります。頭皮の血行が悪くなると、毛根へ血液と共に運ばれる栄養が減少し、薄毛や抜け毛に繋がってしまいます。
脂分
脂分を多く摂取すると、体内の皮脂の分泌量が増え、頭皮の皮脂の増加につながります。
本来皮脂は頭皮を乾燥などから保護するためにあります。ですが、皮脂の分泌が過剰になると、皮脂が毛穴をふさいでしまい、髪が生えてこなくなる脂漏性脱毛症へつながる場合があります。
また、脂分は血液をドロドロにするので、血流が悪くなります。 塩分と同じく、その血行不良が頭皮にも発生し、薄毛や抜け毛に繋がってしまうという訳です。
ラーメンが悪い?
それでは、「ラーメンは薄毛に影響があるから全く食べない方がいいのか」と言われると、そうでもありません。確かにラーメンには薄毛や抜け毛の原因となる塩分や脂分が多く含まれていますが、悪いのはラーメンではなく、ラーメンの「食べ過ぎ」にあります。
過剰に脂分や塩分をとることが、薄毛・抜け毛の原因となるのです。ラーメン以外でも食べすぎは過剰に塩分や脂分を摂取することに繋がります。
大量の塩分脂分を含むメニュー
ラーメンに以外にも、大量の塩分や脂分を含むメニューはたくさんあります。 ハンバーガーとポテト、コンビニ弁当、牛丼、などなど… 外食を中心に食生活を送られていう方は要注意という事ですね。
また、ラーメンで気を付けるべきメニューは、「豚骨ラーメン」です。
「豚骨ラーメンに含まれるコラーゲンは育毛効果があると聞いたから」と豚骨ラーメンを食べる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。ですが、コラーゲンは経口摂取しても、体内でアミノ酸などに分解されてしまい、あまり意味がありません。
更に、豚骨ラーメンには塩分だけではなく、大量の脂分が含まれています。豚骨ラーメンが好きな方はお気をつけください。
いかがでしたでしょうか。好きなものはついたくさん食べてしまいたくなるのですが、その見返りを考えると踏みとどまることができる気がします。
私もラーメンに入れるバターの量を少なくし、汁まで飲み干すのは避けようと思います。生き残った髪を守る為、皆さんも食生活には十分気を付けましょう。