髪質も人種次第

幼稚園に娘を迎えに行った時に、髪質がいろいろな子がいるなあと見ていました。

 ストレート・癖っ毛と、小さい子は髪質が柔らかいとはいえ、髪の毛はいろいろなタイプがあることがわかり、少し調べてみました。

髪の毛の成長には人種によって差がある

髪の毛の伸びる早さや髪質は人種によって違うそうです。

髪の毛が伸びる早さとしても、黄色人種がほとんどの日本人は平均として一日に0.3~0.4mm伸び、一ヶ月で1cm伸びると言われていますが、他の人種ではもう少し時間がかかります。

また、髪の毛の密度も違い、日本人は頭皮1平方cmにおよそ250本程度しか生えていないのに対し、白色人種と黒人種は400本前後生えており、髪質も違ってきます。

黄色人種

日本人の約9割の人は黒髪のストレートです。

髪の毛の断面図はほぼ丸い円の形になっています。髪の毛が縮れている、癖っ毛の人は髪の毛の断面図が楕円形になっているケースが多くなっています。

そして、日本人の髪質の毛は0.08ミリと欧米人に比べ太くなっているため固く、クセがつきにくい髪質になっています。

しかし、髪の太さがあるため髪の内部に変化がでると、髪の毛が乾いた状態でもクセが取れないという特性があります。 

 

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白色人種

ヨーロッパなどの欧米人の髪の毛は、日本人に比べ0.06ミリとやや細くなっています。

髪は日本人に比べ細いのですが、量が多くふわふわしているため、雨が降ると水分を含むため髪の毛が広がるのがヨーロッパ系人種の髪質の特徴です。

パーマ風のアレンジはしやすいメリットがありますが、逆にストレートを維持するのが難しい髪質なのです。

黒人種

黒人種の多くの髪の毛は縮毛の方が多く、強い日差しから頭部を守るために髪質が変化したと考えられています。驚くことに黒人の髪の毛は1年で1センチほどしか伸びないそうで、テレビなどでみるストレートの髪の毛は大抵カツラです。

地毛をストレートパーマで直毛にするには、お金と大変な努力が必要になるそうです。

 

黒人が多い地域の美容室では、黒人の方は髪の毛があまり伸びないのもあり、切ることがメインではなく、つけ毛を付けたり、つけ毛と地毛を合わせて編み込むことがほとんどだそうです。

女性は三つ編みや編み込む髪型が一般的であり、男性の多くはスキンヘッドかとても短く髪を刈り込むことがほとんどです。

どうも、編み込む髪型は年配の世代にとって「身だしなみ」のひとつであるらしく、アフロ状態の髪型(ナチュラル)のままいることに対して抵抗があるそうです。

薄毛になりやすい人種は?

アデランスの調査で作られた「薄毛世界地図」というものがあります。

国ごとに薄毛率を調査したところ、1位はチェコ、2位はスペイン、3位はドイツだったそうです。

なお、我が日本は14位。 黒い髪の黄色人種より、金髪や茶色い髪の白色人種のほうが薄毛になりやすいみたいですね。さらに白色人種のほうが薄毛の進行も早いみたい。

 

黄色人種に生まれたことに少しほっとしたパパハゲでした。