本わさびの持つ育毛メカニズムが解明！
皆さんこんにちは。東京新聞の夕刊、もうご覧になられましたか？
そう、なんと本わさびの持つ育毛効果が解明されたのです！
本わさびの持つ育毛効果とは一体…？！新聞の文章ではカタカナが羅列され難しく感じたため、自分なりに分かりやすく解説いたします！
本わさびによる育毛効果！
本わさびの育毛効果を解明したのは、業務用わさびの最大手・金印です。
どういったメカニズムなのか？
本わさびの葉には、アンチエイジング(加齢による体の衰えを、可能な限り小さくすること)効果がある成分「イソサポナリン」を配合していることが判明しました。
そこで、人の毛根の奥にあり、発毛や育毛をつかさどる「毛乳頭細胞」へイソサポナリンを加えて培養すると、毛乳頭細胞が活性化していることが確認されました。
活性度の度合いは、発毛医薬成分・ミノキシジル（大正製薬のリアップに配合されている成分です）のおよそ3倍に達したようです。
毛細血管にも良い影響が
また、イソサポナリンが毛乳頭細胞を活性化させることにより、毛細血管にも効果が表れます。髪をつくのに必要な栄養を毛乳頭細胞に届ける為には、毛細血管を通じます。
本わさびを摂取することにより、この毛細血管をつくるたんぱく質が増えることも判明しました！
葉だけではなく根茎にも育毛効果あり
本わさびの葉に配合され育毛効果が期待出来る成分「イソサポナリン」だけでなく、本わさびの根茎の成分にも育毛効果が判明しました。
その名も「6-MSITC」 この成分は本わさびの根茎に配合される辛み成分の一種です。この成分を人の毛乳頭細胞に投与した実験でも、イソサポナリン同様の効果や毛乳頭細胞活性化のメカニズムが観察されました。
チューブわさびには効果がない
「それじゃあ、今日からわさびをたくさん摂取しよう！」 そう私と同じように思った方…ご自宅のワサビは、もしや普通のチューブわさびではありませんか？
実は、チューブわさびの多くは本わさびでなく、西洋わさびなのです！今回発表されたわさびの育毛効果は本わさびに絞って記述されているため、西洋わさびにあまり育毛効果は期待できないかもしれません…。
本わさびと西洋わさびの違いって？
本わさびと西洋わさびの違いは多くありますが、簡単にまとめると
- 栽培方法が違う 西洋わさびは普通の畑で栽培され、本わさびは山間部の、水のきれいな水田で栽培されます。
- 色が違う 本わさびは緑色、対して西洋わさびは白っぽい色をしています。（西洋わさびを使用したチューブわさびが緑色なのは、着色されているためです。）
- 味や香りが違う これは、個人差があると思いますが感じる方は感じるようです。
- 「西洋わさびじゃ物足りない！」
- 「本わさびはからすぎる、西洋わさびがちょうどよい」
- などの評価をネットで見かけましたが、両方食べたことある私としては、「どちらもおいしい！」と感じました…笑
まとめ
本わさびには、根・茎・葉に、発毛や育毛をつかさどる毛乳頭細胞を活性化させることによる育毛効果があります！ これは最近解明されたものであり、まだ本わさびの育毛メカニズムを応用した育毛剤などは発表されていません…。
しかし、唐辛子の辛み成分を応用した養毛剤・フィンジアが販売されていますし、本わさびも育毛剤などに取り入れられる日もそう遠くない気がします…！
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余談ではありますが、 東京新聞のアクセスランキングの第一位が本わさびの育毛効果になっていました！ TwitterなどのSNSを中心に話題となったようですが、やはり皆さん薄毛に悩んでいるのでしょうか…！？
