鬼門、カツラと旅行

突然ですが、カツラを愛用している皆さん。家族や恋人、周りの友人に、カミングアウトしていますか?

 

私はまだカツラに手を伸ばしてはいませんが、このまま育毛剤が効果を発揮しなければ、いずれ迎え入れることになりそうです。

今回は、カミングアウトしていない「隠れカツラー」さんの鬼門、「カツラと旅行」についてです。

カツラがバレる危険を感じる瞬間

「うまく隠し通す」どうしてもそれがむずかしい瞬間が多々あります。

navajofarms.org

飛行機での手荷物検査

飛行機に搭乗する前の名物「金属探知機」。既にカツラをご使用の方はご存知かと思いますが、カツラには金属がついており、どうしても外さなければなりません。

特に海外では、カツラは帽子とみなされるようで、実際に空港でカツラを外す羽目になった方がいるようです。

その方によると、東南アジアのある国で恥をかいたことがあるそうです。また、パスポートの写真はカツラを付ける前に撮ったものらしく、「若返ったように見えるがどういうことか」と不審に思われひと悶着あったそうです。

飛行機での旅のご予定がある隠れカツラの方はは、覚悟した方がいいかもしれません。

温泉での入浴

これもまた難関、入浴のケースです。個室があれば万々歳なのですが、大浴場しかないとこれもまた苦行です。

浴場によってはシャワーの勢いが強いこともりますし、洗う素振りをしなければいけないので、カツラを擦らなくてはいけないため、カツラがズレたりピンが取れてしまわないか心配です。

この状況に立ち会った人が生み出した技は、ズバリ「短期間の旅行なら地肌を無理に洗わない」です。

無理に髪を洗わない

顔や頭を洗う際、塗れた手で髪(カツラ)を何度か触ります。

すると、浴場の湿気も相まって全く違和感のないしんなりとした髪になるのです。

先に体を洗ったことについて何か言われても、「はやくお湯に浸かりたかったから先に体を洗った」といえば自然にかわせます。

あとは、他の人と時間をずらして上がり、ドライヤーでカツラの下を軽く乾かしたり1人の時間にカツラの下を濡れたタオルで拭けば、とりあえず問題はありません。(こういう時、悔しいですが薄毛は便利だと思います。)

「浴場で自分は他人の頭を気にしない。という事は他人も自分の頭を気にしないのではないのではないか」と考えがきっかけのこのアイディア、実際生み出した方は髪(カツラ)をドライヤーで乾かしていると、傍で上司が「大浴場で風呂に入るとき、カツラの人は一緒にふろに入らない時がある」と語っていたそうで、自分のカツラに上司が気づいていないこと確信したそうです。

睡眠時は大敵

旅行や出張など、相部屋を避けられないことは多くあります。カツラは、髪の毛にピンで止める種類が多く、ピンをしたまま寝ると、頭が痛くなったりなけなしの髪が抜けてしまう事持ったあります。

その為、自分が睡眠をとるのは最後、みんなが寝静まったら仰向けではなく俯せになり、場合によってはピンを数本こっそり外してから眠ります。

もしカツラが外れた場合に備え、布団を上から被る案もありますが、摩擦によってカツラが外れる可能性大なので、危険です。一番無難なのは、翌朝誰よりも早く起き、カツラをチェックすることです。

 

早安息の地は、トイレの個室にしかありません…。

出張や社内旅行、GWなど、大型連休の恋人とのデートや家族サービス、旅行は避けて通れません。隠れカツラの方が無事乗り切ることを祈るばかりです。

そして、そのストレスが抜け毛に繋がることが無いよう、ともに育毛ケアに励みましょう。