赤ちゃんだってハゲるんです

私の薄毛を4歳の娘は「ハゲ」と笑いますが、実は娘より幼い1か月から4か月くらいの赤ちゃんも「ハゲ」になる現象をご存知ですか?

 

赤ちゃんのハゲ

大人の抜け毛や薄毛の原因はAGA(男性型脱毛症)など、男性ホルモンの過剰摂取やストレスなどが原因となって起きますが、赤ちゃんは全く別の理由でハゲることがあります。

その名も「寝ハゲ」

1日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃん。寝返りをする前に赤ちゃんは、お母さんに抱っこされる以外ほとんど同じ体勢で過ごします。

はやいと生後1ヵ月、そこから寝返りを始める子が出てくる4か月ごろにかけて、「寝ハゲ」という赤ちゃん特有のハゲが見られる場合が多くあります。

同じ体制で過ごすことで摩擦が一ヵ所に集中することが寝ハゲの原因と言われています

生後1か月ごろ

生後1か月はまだ新生児と呼ばれる時期で、大きな動きはまだほとんどありません。同じ体勢で寝ていることが原因と言われています。抱っこの回数を増やしたり、頭の位置をたまに変えてあげたり、赤ちゃん用の枕やドーナツの形をした枕も販売しているので使ってみましょう。

また、この時期の赤ちゃんの髪の毛はそれぞれ差があるため、寝ハゲに気が付かない場合も多いようです。

生後2か月ごろ

生後2か月は赤ちゃんも少しずつ動き出す時期です。まだ首が座る子は少ないため、頭を左右に動かし、気が付くと顔が横を向いて寝ていたりします。

この時期の寝ハゲは頭を左右に動かす事で髪がこすれ、抜けてしまいます。こればかりはどうしようもないので、前述したドーナツ枕を使ってあげたり、赤ちゃんが起きているときはお母さんの身体にもたれさせて寝かしつけてあげましょう。

生後3ヵ月ごろ

赤ちゃんによって成長速度は変わりますが、首がすわりはじめ、髪が増える子が多くなる時期です。定期的に頭の位置をかえてあげましょう。寝ハゲの子は寝ハゲが目立つようになるため、気にするお母さんは外出する際、赤ちゃんに帽子をかぶせてあげるなどで寝ハゲを隠することができます。

首が座り始めたら、起きている時間はお座りで遊ばせてあげたり、1~2か月の頃より頭が枕に接する時間を減らしあげると、徐々に寝ハゲは治っていきます

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生後4か月ごろ

寝返りができるようになっていれば、 徐々に抜け毛・薄毛は治ってきます。寝返りがまだの赤ちゃんは、頭の向きを変える時に、赤ちゃんの体を少し斜めにして、タオルを丸めて背中に入れると、いつもとは違う頭の位置で寝てくれるので寝ハゲ対策にお勧めです。

寝ハゲはどれくらいで治るのか

赤ちゃんによって違いますが、大体6か月~1歳ごろには治るようです。やはりハイハイや歩行器を使い始めると収まってくるようです。

今もし赤ちゃんの抜け毛に悩んでいるお母さんがいらっしゃったら、心配ありません。寝ハゲになる子は案外多いようですし、一過性の物なのでずっと生えてこないわけではありません。子どもはしっかり髪をはやす力があるので、安心してください。

そういった点で、髪がしっかり生えてくる点では赤ちゃんがとてもうらやましいです。私の生え際にも赤ちゃんのような産毛が生えてくることを願うばかりです…。