驚き!赤ちゃんの抜け毛

こんにちは。 先月、同い年の従兄弟に赤ちゃんが生まれまして、同じ市内に住んでいることもあり家族で産院までお祝いを持って行きました。

生まれた赤ちゃんはかわいらしいもので、横で「赤ちゃんかわいいね」と笑う娘を見ながら、娘の赤ちゃんの時におきた髪の毛についての事件を思い出しました。

 

娘の生まれたばかりの髪の毛はフサフサだった

娘が生まれた時の当時の私は、我が子のかわいさにメロメロで仕事終わりに新生児室のガラスにへばりついていました。

切ないことに仕事終わりですと、授乳などのタイミングが合わないことが多く、ガラス越しに娘を見ていたのです。決して怪しいものではありません…笑

 

何日かすると、新生児室にいる他の新生児達も目に入るようになり、赤ちゃんと言っても髪の毛がフサフサだったり、ほぼ髪の毛がないような状態であったり、生えている髪の毛の量がまちまちだということに気づきました。

 

私は薄毛をまだ認めたくないと抗っていた頃でもあったため、娘の髪の毛が他の赤ちゃんと比べ、フサフサだったのことに気づき、ほっと胸をなでおろしていたことを今だに覚えています。

 

周囲にも、「髪の毛が長くって女の子らしい可愛い子です」と話していました。

そう、2ヶ月ごろまでは。

娘の髪の毛が抜け始めてパニック

産後2ヶ月たったころに、娘の寝ているシーツに抜け毛がついていることに気づきました。

はじめは、「生まれたばかりの赤ちゃんに抜け毛なんて」と気のせいだと思っていたのですが、思いとは裏腹に娘の抜け毛の量はどんどん増えてきました。

 

ああ、神様は生まれたばかりの赤ちゃんに薄毛という過酷な運命をもう背負わせるのか、とパニックになって妻に娘の抜け毛を訴えたところ、「あなた、新生児生理的脱毛というものよ」と冷静に説明をうけました。

新生児生理的脱毛とは

どうやら赤ちゃん、新生児に生えている髪の毛は生後半年くらいまでに髪の毛が抜け落ちる新生児生理的脱毛というものがあるそうです。

 

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抜け毛が始まる時期は、早い赤ちゃんだと生後2~3週間ごろからはじまり、ピークは1~2ヶ月ごろです。

赤ちゃんの毛髪というのは、お母さんにお腹にいる時に羊水や胎脂の刺激から赤ちゃんを守るために生えているらしく、生まれてしばらくすると、うぶ毛が一気に抜け落ちて丈夫な髪の毛にするために生え変わり成長していくという作用があり、抜け毛は丈夫な髪の毛が生えてくるサインともいえますね。

うぶ毛から髪の毛に成長

今となっては、懐かしい思い出ですが、当時の私は、妻から新生児生理的脱毛を教えられても、娘が心配で周りをうろうろしていた覚えがあります。

 

頭では分かっていても娘が心配で、これ以上、髪の毛が抜け落ちてくれるな、と祈っていたのですが、私の願いは虚しくしばらくたった頃娘が生まれてきた頃の髪の毛の面影はなく、ツルツルになってしまいました。

女の子なのに…と家内に泣きついていたのですが、すぐに新陳代謝が活発なおかげでしょう、ふわふわのうぶ毛と比べても、黒く太い髪の毛が生えてきて私は喜びました。

 

赤ちゃんの髪の毛が生えるのは早い…!

髪の毛の生え変わるサイクルが大人に比べてとっても早い!

 

羨ましい限りです。

そして、一時、ハゲといっても過言がないくらい髪の毛がなかった娘ですが、今や黒々とした髪の毛になり、かわいい髪型に結んでくれとおねだりするまで髪の毛が伸び、娘の髪の毛を梳かしながら、あの当時のパニックはなんだったのかと、当時の自分を思い返すと面白くなってしまいます。

幼い頃の自分の写真では

そういえば、従兄弟に会うということで、赤ちゃんの時に撮った写真を何気なく見返してみると同じ月齢と思えないほどの髪の量に差が出ておりました。

もちろん少なかったのは私の方です。

 

従兄弟と撮った写真の新生児の私は新生児生理的脱毛だったのでは?と母に聞いてみたところ、あなたは髪の毛が抜けることも生えることもなくずっと薄毛のまま成長したのよ、となんだか切ない回答をいただきました。

 

髪の毛の心配はしなかったのか、と聞いたところ、丈夫に育ってくれたから心配しなかったのよ、とのことで、母の偉大さを感じた一幕でもありました。