枝毛は薄毛の予兆?髪を裂いてはいけません

私は髪が短いので、自分に枝毛を見つけたことはありません。しかし、寝ている家内(ロングヘア)の髪からこっそり枝毛を探し出し、ピッ…と裂く遊びが気持ちよくてやめられません!

 

しかし、どうやら枝毛は薄毛の予兆らしく、枝毛を裂くなんて以ての外らしいのです。 今回は枝毛と薄毛の関係性や、枝毛を裂いてはいけない理由をご紹介します。

枝毛の原因とは?

枝毛は、ヘアカラー、パーマ、紫外線、ドライヤーによるダメージや、ブラッシングや冬におこりがちな静電気によるダメージが原因となって発生します。

髪の毛のダメージでキューティクルが傷つく

髪にダメージが蓄積されると、髪の毛に必要な水分を保護する「キューティクル」という外壁が剥がれてしまいキューティクルの内側にある「毛皮質」という部分がむきだしになり、髪の毛の強度が弱まることで、枝毛が発生します。

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枝毛を裂いてはいけない

枝毛を裂いてしまうことで、髪の毛はさらにダメージを受けます。また、枝毛を裂いた髪の毛を放置すると、そのあと伸びる髪の毛の質が悪くなってしまい、抜けやすい髪の毛となってしまいます。

枝毛を見つけたら切ることが重要

枝毛を見つけたら、裂いたり千切ったりするのではなく、「ハサミで切る」ことが大切です。枝毛は、枝毛が起きている部分だけでなく、その周辺の髪も傷んでいます。そのため、枝毛をカットする際は枝毛部分だけでなく、その3cm~5cm上からカットを行いましょう。

普通のハサミより散髪用のはさみがおすすめ

普段紙を切るハサミは、切れ味が悪いと髪の断面を凸凹にしてしまうため、髪をカットする際は切れ味のいい散髪用のハサミの使用がおすすめです。髪の断面が凸凹になると、髪が余計に傷んでしまうためです。

枝毛は薄毛の予兆?

枝毛になることですぐに薄毛にはなりません。しかし、枝毛の原因となる髪へのダメージが蓄積すると、髪はやがて細く弱々しくなり、薄毛につながる可能性が高いといえます。

枝毛の対策方法

枝毛を改善したい!という方のために、枝毛の改善方法をご紹介致します。

シャンプーを変える

ドラッグストアなどで市販されているシャンプーは、頭皮や毛髪に強い刺激を与えるシリコンなどのシャンプーが配合されています。そこで、アミノ酸シャンプーなどの低刺激なシャンプーの使用をおすすめします。

タオルドライの方法を変える

お風呂上りに髪をタオルで乾かす際、グシャグシャとタオルで髪を擦ってしまうと思います。しかし、タオルで髪を擦ってしまうと摩擦が生じ、髪にダメージが与えられてしまいます。 タオルドライを行う際は、髪をタオルで挟み、ポン、ポンと軽く髪をたたいて、摩擦の発生を防ぐようにしましょう。

ドライヤー前にトリートメントを行う

シャンプーの後のトリートメントと併せて、ドライヤーを行う前に洗い流さないトリートメントを使用しましょう!

洗い流さないトリートメントを使用することで、髪の毛の内部をケアするだけでなく、髪の外側を保護することによってドライヤーの熱から守る働きがあります。 洗い流さないトリートメントも、化学成分を使用しない無添加の製品がおすすめです。

ドライヤーのやり方を変える

ドライヤーを行う際は、髪とドライヤーの距離を20cmほど離しましょう。髪とドライヤーの距離をおくことで、熱風が髪の1ヵ所に集中するのを避けることが出来るほか、ドライヤーの熱風の温度を100℃~140℃から70℃にまで下げることが可能となります。

また、髪があらかた乾いたらドライヤーを冷風にして、髪を乾かしましょう。ドライヤーの温度を冷風に変えることで、髪の表面のキューティクルを引き締める働きがあります。

髪にダメージを与えないようにするためにも枝毛を裂いてはいけない

髪の毛のダメージを蓄積されないためにも、枝毛を裂いてはいけませんし、枝毛の発生を防止することも重要になります。

家内の髪の毛を守る為にも、枝毛を裂く楽しみはやめたい…やめたいのですが、あのピーッと裂く気持ちよさを忘れられません。

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枝毛を裂く快感にとらわれている人は多いようです。