タバコをやめると育毛・薄毛に効果あり?

こんにちは!

最近、街中のお店や職場などで『禁煙』の表示がますます増えていますね。

 

実はタバコは、髪や頭皮にも悪影響があるとご存知ですか? 禁煙をすることで育毛・薄毛にどれほど効果があるのか、調べてみました。

禁煙ですぐに薄毛が改善されるわけではない

禁煙をしたら翌日にはフサフサの髪が生えた!というわけにはいかないですよね。

実際のところ「タバコは薄毛やハゲの、原因のひとつ」であって、タバコをやめたら育毛・薄毛が一気に改善されるわけではありません。

 

ただ「タバコは薄毛やハゲの、原因のひとつ」なので、禁煙をすることで育毛・薄毛の改善につながるのは間違いありません。

タバコをやめると頭皮への血行が良くなる

タバコには人体への有害な物質が約200種類あると言われています。

これら有害な物質は人体に入ると、血管を収縮させてしまうのです。つまり「血行不良」になります。

 

血行不良は頭皮にも発生します。禁煙をすることで頭皮の血行不良が改善され、髪に栄養を送る毛乳頭という箇所へ、育毛に必要な栄養素が届きやすくなるのです!

タバコの煙には一酸化炭素が含まれている

タバコの煙に含まれている「一酸化炭素」は、「ヘモグロビン」という酸素を運ぶ物質と強く結びつき、髪や頭皮に届く酸素が減ってしまいます。

 

つまり、禁煙をすることで、髪を育てる大切な酸素が、髪や頭皮に届きやすくなるのです。

タバコは脱毛男性ホルモン発生の原因となる

タバコを吸うと、男性ホルモンが髪や頭皮に悪影響を及ぼします。注目されるのは、AGA(男性型脱毛症)の原因とされている脱毛男性ホルモン(DHT)です。

 

また、DHTには皮脂を分泌する作用があるので、頭皮がベタベタする原因になります。 禁煙はDHTの分泌を抑え、頭皮環境の改善につながるといえます。

禁煙でビタミンを効率よく使うことが出来る

タバコには、体内のビタミン類を大量に消費してしまう影響があります。 髪にとって特に必要とされているのは、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB12です。

   

・ビタミンC…ビタミンEの吸収を促進させる。  

・ビタミンE…血管を拡げて血行を良くする。  

ビタミンB12…髪が育つための細胞分裂を促進する栄養素。

 

以上から、禁煙によって髪に必要なビタミン類を無駄に消費せずにすむといえます。

タバコをやめると肝臓の負担を減らせる

肝臓は、体内の毒素を処理したり、摂取した食物を栄養へと変えてくれる臓器です。

タバコによって有害物質が体内に入ると、肝臓は有害物質の処理に働くため、食物から栄養への変換が滞ってしまうのです。

 

禁煙をすることで肝臓に、より育毛・薄毛改善に効果的な働きをしてもらえるのです。

禁煙と併せて他にもできることがある

禁煙をしても、すぐに育毛・薄毛改善につながるわけではありません。

しかし、禁煙の他にもできることと併せると、さらに育毛・薄毛改善を進められるでしょう。

食生活を見直そう

健康な髪を育てるためには、必要な栄養を摂って髪へ与えることが重用です。「栄養の摂取はバランス良く」が基本ですが、特に大事なのは「たんぱく質」。髪の毛の成分は、9割以上がたんぱく質によって校正されているからです。

 

さらに、たんぱく質を効率良く髪にしていくために、ビタミン類や、亜鉛、ヨウ酸といったミネラルも必要です。

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ストレスを溜めてはいけない

ストレスを溜めることは育毛・薄毛改善にはマイナスです。ストレスが溜まると、体内のホルモンバランスが乱れたり、血行が悪くなり必要な栄養素が体内各所に届きにくくなります。

 

また睡眠不足もストレスを溜めやすくなる要因のひとつです。健康的な生活リズムを保ち、適度にストレスを発散していくことが大切です。

禁煙のワンポイントアドバイス

無理な禁煙をして、禁煙のストレスで体を悪くしたら、せっかくの努力がもったいないですね。AGA(男性型脱毛症)の治療を行っているクリニックや、お近くの「禁煙外来」を利用することで、育毛・薄毛対策を進めていきましょう!