ティラノサウルスには毛が生えていた?

こんにちは!

今回は、映画やアニメなどのメディアでも恐竜の代表格として有名な、強いイメージの恐竜、ティラノサウルスの真実についてお伝えしていきます。

 

きっかけは恐竜博物館で見たティラノサウルス

高校の頃の仲の良かった同級生が、現在、福井県に住んでいるため、昨年の夏、家族旅行で何度か遊びに訪れた際、福井県は恐竜で有名なところだ、ということで恐竜博物館に連れて行ってもらいました。

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野外にあるティラノサウルスのオブジェは、圧倒的な存在感と迫力で大人の私でさえ圧倒され、心のなかで大興奮していました。(娘をはじめ幼い子供たちはあまりの迫力が怖すぎたのか、泣き出す子たちもいましたが…。)

 

しかし、強い怖いイメージの強いティラノサウルスは研究が進んだことにより、現在、私たちのよく知る姿とは違った姿だったのでは?と論争を起こしているそうなのです。

思い浮かべるティラノサウルスの姿

ティラノサウルスは、映画「ジュラシックパーク」をはじめ、様々な恐竜映画で凶暴な肉食恐竜の代表格のイメージです。

 

ティラノサウルスは、まずサイやワニのようなゴツゴツと固く緑がかった褐色の肌、サメを彷彿するような獲物を切り裂くギザギザの牙、そして筋肉質で重厚感が漂う筋肉の塊である足、同じ時代に生きていては間違いなく食べられてしまっていたな…と感じます。

研究の結果、ティラノサウルス

上記のイメージは私たちが思い浮かべるティラノサウルスは、実は掘り起こした化石の情報から「こんな感じだったのだろう」と研究者が適当に作ったものだったそうです。

驚きの事実です。

 

そして近年、新たな遺伝子解析技術で分析してみた結果、ティラノサウルスの皮膚には羽毛が生えていたことが分かってきたのです。

netgeek.biz

上記のリンク先で画像が見られますが、なかなかの衝撃です。

凶暴なイメージのティラノサウルスが一転、モルモットのような羽毛フサフサな姿になってしまいました。

毛を大事に大事にしている私から見ると羨ましすぎるくらいのフサフサです。

骨格から見る生物の姿

ここまでイメージと違うと、恐竜を研究する研究者の想像はいい加減すぎだろう、とも言いたくなります。

 

しかし、そもそも骨格から生物の姿を予想するのは意外に難しく、マッコウクジラ、ペンギンなどを、骨からは現在の姿を想像することはできません。

現代の化学で分かるところはティラノサウルスには羽毛が生えていた、ということまでです。

 

しかし遠い未来には、もっと違う姿のティラノサウルスが分かるようになるかもしれませんね。

けれど、ティラノサウルスに毛が生えているのが分かるくらいの技術力が発展しているのなら、毛が生える方法も早く確立してくれないものか、とも思うパパハゲでした。