おばあちゃんが紫の髪にする理由って?
最近電車に乗っていて気になる事…それは、「なぜおばあちゃんは髪の毛を紫にするのか?」ということです! 10年前から「チラチラ見かけるなぁ」と思っていましたが、ここ数年目にすることが多く感じます。
なぜおばあちゃんから「紫の髪色」が愛されているのか、私が立てた仮説と実際に調べた結果をご紹介致します!
おばあちゃん界のトレンド説
まずは、おばあちゃん界のトレンド説について考えてみました。
女の子は、ファッション誌やネットなどで「今年のトレンド」といった髪色、髪の毛、ファッションを調べておしゃれをするイメージです。
おばあちゃんも勿論女の子。「女性誌やファッション誌を見て、オシャレな紫の髪のモデルさんに憧れて、紫の髪色がトレンドとなった」という説です。
男性でも、サイドを刈りこんだり、オールバックにしてみたり…と、年代によって流行りがあるように思えますし、薄毛の私たちもスキンヘッドにしたりわざと短くしたりと、薄毛が隠せる!と人気の髪型をネットで検索して、実はこっそり研究しています…!
おばあちゃんのオシャレ心説
10代や20代の頃、反抗心やオシャレに目覚めて、明るい髪色や奇抜な髪色にした…身に覚えのある方はどれくらいいますでしょうか。かくいう私もその一人で、薬局で金髪にするヘアカラーを購入するときのドキドキは、今も忘れられません。
ですが、おばあちゃんの10代や20代と言うと、日本は変動が大きく、なかなか贅沢が難しかった時代なのではないでしょうか。
やっと安定して自由になる昭和の中期ごろには、今よりも「結婚は当たり前!」な風潮が強かったため、結婚しているおばあちゃんが多かったのではないかな?と思います。
そのため、お子さんも独り立ちして経済的にも肉体的にも自由になれた今こそ、オシャレを楽しむおばあちゃんの乙女心なのではないでしょうか?
紫の髪の真実は、オトナの女子力にあった!
仮説をふたつ立てたところで、実際に調べた結果をご紹介します。おばあちゃんが髪の毛を紫に染める理由…それは「オトナの女子力」にあるようです!
元々は白髪を美しく魅せるための紫だった
加齢とともに白髪が増える方は多いのではないでしょうか。
白髪に悩む方なら心当たりがあるかもしませんが、白髪と言っても「日本人の白髪は少し黄みがかっている」のだそうです。 そこで、白髪になったおばあちゃんに「より美しく白髪を魅せる」方法として美容師さんは「髪に薄い紫を入れる」ことを提案します。
色彩工学において、紫は黄色の反対色とされており、黄色にうすく紫を混ぜることで透明感と艶のある美しい白髪になるのです!
おばあちゃんの髪の紫は、自分の白髪をより美しく魅せるための「オトナの女子力」だったのです。
強い紫になってしまう理由
髪の毛を染めたら、伸びた分だけ定期的に染め直さなくてはいけません。
おばあちゃんの薄い紫も御多分に漏れず、美しい白髪を保つためには定期的に紫に染め直す必要があります。 そして、どれだけ薄い紫でも染め直していくうちに、過去に染めた分だけ紫が蓄積されていき、はっきりとした紫になってしまうのです!
鮮やかな紫の方は?
それでは、鮮やかな紫色の方はどうでしょうか。
…鮮やかな紫の髪は、個人のファッションなのではないかな?と思います。
年齢に関係なく、いつまでもファッションを楽しんだり美しさを保つ女性の姿勢は美しくかっこいいですね。年齢などに囚われず、いつまでも自分らしくある…男性の私ですら憧れを抱きます!
私は最近薄毛であることに慣れてしまいワックスを付けなくなってしまったのですが、いつまでも美を追及する女性を見習って、明日からはまたワックスを付けて出勤しようと思います!