「IQOS」の読み方はアイコス?イクオス?関連性はあるのか?
人気の電子タバコ「iQOS」(アイコス)は、従来の紙巻きタバコよりもタールの量が大幅にカットされているため、喫煙者の中では紙巻きたばこからアイコスへの乗り換えが増えています。
しかし、ニュースやインターネットで「iQOS」の文字を見るたびにドキリとした薄毛の方は多いのではないでしょうか。そう、インターネットで人気の育毛剤「イクオス」も、アイコスと全く同じ表記をするのです!
アイコスとイクオスに関連性はない
アイコスとイクオスは、英語表記は同じ(IQOS)ですが、アイコスの製造・販売会社は世界最大のたばこメーカーであるフィリップモリスです。
イクオスの製造・販売会社は株式会社キーリーなので、どうやらアイコスとイクオスは偶然にも名前が被ってしまっただけで、全く無関係の製品であることがわかります。
iQOS(アイコス)の名前の由来
電子タバコ・iQOS(アイコス)の名前の由来は、ロイター通信・日経といった複数のメディアによると 「I quit ordinary smoking. 」(=私は従来のたばこをやめました) この英文の頭文字を取り、アイコスとなったようです。
頭文字が小文字であることについては、上記のサイトが “「iPhone」にならって、頭文字を小文字にしたのではないか?” と推測しています。
イクオスとは
イクオスとは、株式会社キーリーから販売されている育毛剤です。2017年7月現在、業界最多の頭皮ケア成分を配合しているとして、非常に人気な育毛剤です。
(私も使用しているのですが、アルコール臭くないところや、べたつきのないところ、一見整髪料に見える見た目が気に入っています。)
電子タバコアイコスで薄毛・抜け毛の改善?
電子タバコアイコスと、育毛剤イクオスには、全く関連性が無いとご紹介しました。しかし、薄毛で喫煙者の方には、ぜひアイコスをおすすめしたいのです。
アイコスはタールの摂取量が少ない
アイコスは、従来の紙巻きたばこと比べ、タール(有害物質)の摂取量が約9割カットされます。タールは抹消血管の収縮作用があります。抹消血管が収縮されると、血行が悪くなってしまい、薄毛の原因である「頭皮の血行不良」も引き起こしてしまうのです。
アイコスの仕組み
たばこを吸う人は、たばこの「ニコチン」を求めてたばこを吸い、同時にたばこを燃やすと発生する有害物質・タールを吸い込み、健康面に大きな被害が出てしまいます。 アイコスは加熱式の電子タバコであるため、タールの摂取量を抑え、ニコチンだけを摂取することができるのです。
アイコスで薄毛や抜け毛の改善はできないが禁煙のきっかけになる
アイコスでも紙巻きたばこよりタール量が少ないとはいえ、少量のタールは吸い込むことになります。また、ニコチンにも抹消血管の収縮作用があるため、ネットの掲示板に書き込まれている「アイコスで抜け毛が減った」はあまり信用しない方がよさそうです。
しかし、アイコスを吸うためには、充電を行う必要があるため、紙巻きたばこのようにチェーンスモークが行いにくい造りになっています。
そのため、たばこを吸う頻度が徐々に減り、やがて禁煙に繋がることで、薄毛や抜け毛の改善に一歩前進できるといえます。
まとめ
アイコスとイクオスは、全く関係性はありませんが、偶然英語表記が被ってしまった電子たばこと育毛剤です。 また、喫煙は、薄毛の原因となる頭皮の血行不良の原因となります。
また、アイコスはチェーンスモークが行いにくいため、たばこを吸う回数が減り、禁煙のきっかけをつくります。
そのため、薄毛に悩む喫煙者の方はアイコスで禁煙を目指し、更に育毛剤であるイクオスを併用してはいかがでしょうか。