ワックスをつけたまま寝ると髪にどんな影響がある?
こんにちは!
先日帰宅が遅くなった際、髪にワックスを付けたまま寝てしまいましたが、どうやらワックスを付けたまま寝ると、髪や頭皮の負担となってしまうそうなのです…^^;;
さて、ワックスをつけたまま寝てしまうと、髪にどんな影響があるのでしょうか?
ワックスの油が酸化すると髪や頭皮に悪影響
ワックスは油分の配合がとても多い物です。一般的なワックスの成分は、主にセットポリマーの他、固形油分や液状油分から成り立っているからです。
油分は酸化する特徴を持っていますが、一日中髪につけられたワックスもやはり酸化しています。酸化した油分は、不快な臭いの元となったり髪にダメージを与える要因となります。
つまり、酸化したワックスの油分が、髪や頭皮に悪影響を与えるとされています。
ワックスをつけたまま寝ることによる弊害
ご自身の寝床を想像してみてください。多くの人は、布団やシーツ、そして枕が思い浮かんでいると思います。
ワックスをつけたまま寝ると、髪と枕に挟まれる形になったワックスが、寝返りしているうちに頭皮にべったりついてしまうことで、頭皮に以下の弊害が起きると考えられます。
頭皮についたワックスが雑菌を増やしてしまう
人間の皮膚には多様な雑菌がいます。雑菌は油分が大好きなので、どんどん繁殖して頭皮の環境を悪化させます。頭皮環境の悪化は、薄毛や抜け毛の原因のひとつです。
頭皮についたワックスが毛穴をつまらせる
頭皮についたワックスの油分は毛穴をつまらせます。毛穴がワックスの油分により詰まってしまうと、髪の毛が伸びることが困難となり、薄毛や抜け毛に繋がります。
ワックス内の界面活性剤が、大事な皮脂までおとす
「皮脂」と聞くと、余分なもの・落としたほうがいいもの、というイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、頭皮に皮脂が全くないと、紫外線から頭皮を守ることができないほか、頭皮が乾燥しがちになり、薄毛の進行に繋がります。
界面活性剤は、油分と水分を馴染ませたりする目的で、多くのワックスに使用されています。この界面活性剤が、寝ている間に必要な皮脂を落としてしまう可能性があるようです。
ワックスをしっかり落とすためのシャンプー手順
ワックスは、髪や頭皮へ負担を与えます。 そこで、頭皮や髪についたワックスをしっかり落とすためのシャンプー手順を、以下にまとめました。
1.シャンプーの使用前に髪や頭皮をすすぐ いきなりシャンプーで頭を洗うのではなく、頭皮や髪の汚れをしっかり落とすため、まずは丁寧に髪や頭皮をすすぎましょう。指の腹を使って気持ちがいい程度の力で、髪や頭皮を洗うと良いそうです。
お湯の温度は40℃前後を目安にするといいでしょう。お湯の温度は高めのほうが、油分を落としやすいからです。ただ、お湯の温度の体感は、個人差がありますから無理をしないことが大切です。
2.シャンプーは泡立てて洗う
シャンプーは泡立てて使用しましょう。
シャンプーを泡立てることによって、
・髪の毛のキューティクルが傷まない。
・髪をすすぐ際に洗い流しやすい。
など、様々なメリットがあります。
なお、シャンプー時は爪を立てるのではなく、指の腹で行いましょう。爪を立てて洗うと、頭皮は繊細なので傷がついてしまいます。
3.すすぎも丁寧にする
すすぎは、シャンプーに使った時間の2倍ほどが目安のひとつです。せっかくシャンプーしても丁寧にすすがないと、シャンプーの成分が頭皮に残ります。
多くのシャンプーには界面活性剤が含まれてますので、頭皮にダメージを与える要因になってしまいます。
4.しっかり髪を乾かす
髪をしっかり乾かさないと、頭皮に雑菌が繁殖してしまいます。タオルでしっかり余分な水分をふき取り、ドライヤーをすると良いでしょう。
ワックスをつけたまま寝ないよう注意しましょう
ワックスをつけたまま寝てしまうことがあっても、いきなりハゲるわけではありません。
しかし、「ワックス落とさずに寝るなんて毎日だよ」ということでしたら危険です。少しずつ頭皮にダメージを与えてしまっているかもしれません。私のように薄毛や抜け毛に悩む毎日を送りたくなければ…必ず、ワックスを落としてから寝ましょう!T_T
お疲れの際でも、寝る前にしっかりシャンプーをすることを毎日の習慣にしましょう!