『フケ』はハゲの原因になるのか？

こんにちは！

「頭が痒くてポリポリ掻いたら、頭からフケが落ちてきて…」といった経験がある人いるでしょうか？

「フケはハゲの原因になる」と聞き、単に「不潔」と片付けてはいけないかも、と思いました。そこで今回は、フケとハゲの関係性を調べてみました！

フケが多いとハゲになりやすい

結論を言うと「フケが原因でハゲになることがある」そうです。フケが頭皮の毛穴に詰まったり、頭皮の炎症を起こす可能性があり、そういった頭皮環境の悪化がハゲの原因となっていく場合があります。

フケとは、体のアカと似た物です。頭皮の角質細胞が剥がれ落ちる物がフケと呼ばれます。

フケには「脂性フケ」と「乾性フケ」という2種類があります。2種類のフケは、どちらも頭皮の毛穴を詰まらせ、発毛や育毛に悪影響を与えてしまいます。

脂性フケは、頭皮の皮脂の分泌が増加されて発生します。また、頭皮上で脂性フケが、マラセチア菌という常在菌によって脂肪酸に分解されます。脂肪酸が頭皮に付着することで、脂漏性皮膚炎という頭皮の炎症を起こす原因となり、薄毛の進行に繋がります。

乾性フケは、頭皮の皮脂の分泌が減少して発生します。乾性フケは名称の通り、サラサラに乾燥した粉の様な形状のフケです。乾性フケは、皮膚のかゆみを伴うことが多く、強く頭皮を掻いてしまうと頭皮が傷ついて、乾性フケが悪化してしまう場合があります。

フケの発生を完全にゼロにすることはできませんが、できるだけフケの大量発生は避けたいところです。

「脂性フケ」と「乾性フケ」の両方とも、頭皮の皮脂の分泌量が発生の原因とされています。頭皮の皮脂の分泌を適量にして、フケを抑えて髪と頭皮を元気にする必要があります。

フケ対策として、頭皮環境を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。具体的には「食生活の改善」と「丁寧なシャンプー」が推奨されています。

頭皮の皮脂が過剰に分泌されるのを抑えるために、脂分の多い肉類や、揚げ物、スナック菓子はできるだけ控えるといいでしょう。野菜物の摂取を増やすと、食生活のバランスが良くなり、食物繊維による腸内環境の改善も期待できます。

ガシガシと頭皮が痛くなるような力任せのシャンプーは、頭皮を傷つけてしまいます。指の腹で頭皮を揉み解すようなシャンプーが、頭皮の毛穴の詰まりを解消しやすいそうです。

私は頭がかゆいと、ついつい爪を立ててシャンプーをしてしまいますが、頭皮に良くない行為だったのですね…。

また、頭皮を清潔にしたいからといって、一日に何度もシャンプーするのはNGです。頭皮の洗いすぎは、頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い落としてしまうからです。個人の生活状況にもよりますが、シャンプーは一日に1、2回くらいがいいでしょう。

フケが出たといっても、すぐハゲになるわけではありません。

しかし、フケが大量に出る頭皮をそのまま放っておくのは、抜け毛や薄毛の可能性を高めます。健康な髪と頭皮のために、適切なケアを続けていくことが大切なのです。

もし、フケが大量に出て、娘から「パパきたない！」なんて言われたら、すごく落ち込んでしまいそう…。髪のためにも、娘から嫌われないためにも、フケ対策を頑張ります！