『髪を染める』とハゲになる?

街を歩いていると時々、カラフルに髪を染めてる方を見かけます。若い方だけでなく、赤や緑や紫や青に髪を染めたおばちゃんもいたり…とてもカラフルです。

 

「髪を染めるとハゲになる」と聞いたことがあります。そこで、髪を染めると薄毛になるのかどうか、調べてみました。

【結論】髪を染めても薄毛になりません

髪の毛を染めたら薄毛になる、ということはありません。 ただし、ヘアケアを怠ったまま髪の毛を染め続けると、薄毛になる可能性は高くなってしまいます。

髪染めは髪や頭皮に負担をかける

ヘアカラーや白髪染めは、『酸化染毛剤』というもので行われています。『酸化染毛剤』は、髪の毛だけでなく、頭皮も傷めやすい薬品です。頭皮を傷めると、頭皮の細菌が繁殖しやすくなったり頭皮の血行が悪化する可能性があります。

 

また、髪染めは、髪のキューティクルを開いて、髪の毛に色をつけるという仕組みです。キューテイクルは髪を守るバリアの働きを持つものですから、キューティクルを開いて染色を行うのは、髪を傷めて脱毛・薄毛につながる要因です。

アレルギーが起きた時は注意

『酸化染毛剤』には、ジアミン系という化合物が使われていて、まれにアレルギー反応を起こす方もいます。アレルギー反応の症状として、一時的な脱毛が生じる場合もあるそうです。

美容院の利用を選択肢に

コンビニやドラッグストアには、安価な髪染め薬剤セットが販売されていますので、ご自宅で髪を染めたことがある方は多いと思います。

 

髪を染める薬液は刺激が強いので、ついつい時間をかけて髪を染めてしまうと、その分髪へのダメージは大きくなります。薬液が頭皮についてしまうと、頭皮への悪影響も心配されます。

 

美容院でプロの方に髪染めしてもらうことも選択肢に入れると良いかもしれません。美容院を利用することでの費用や手間を気にされる方もいるでしょうが、やはり専門家の技術に頼ることで、髪染めを綺麗にかつ安全に行える期待が高まります。

髪を染めたらヘアケア

髪を染めた後は、ヘアケアをすることで、髪や頭皮へのダメージを軽減できるでしょう。指の腹を使って揉みほぐすようなシャンプーをして、シャンプー液が残らないよう丁寧に髪をすすぐと、頭皮の環境回復を助けてあげられるのでお勧めです。

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髪や頭皮へのダメージに注意してお洒落を楽しもう

お洒落に気を遣う方にとって、ヘアカラーは欠かせないファッションだと思います。また、年齢によっては白髪染めをする方も多いですが、日本人だとやはり黒々とした髪は若さの象徴として魅力的でしょう。髪や頭皮を傷めず、お洒落を楽しみたいですね。

 

私も白髪染めなど、髪染めをする時は、「市販の白髪染め剤で安くすませよう」とか「手っ取り早く家内に染めてもらえばいいや」と安易に考えず、美容院のプロにお任せしようかな。