『貧乏ゆすり』が育毛・薄毛改善に効果あり？

職場や喫茶店などで、『貧乏ゆすり』をしている方を見かけたことありますか？私は「貧乏ゆすりは行儀の悪いこと」と、子どもの時に躾けられましたが、最近「貧乏ゆすりは育毛・薄毛改善に良いらしい」と聞き、貧乏ゆすりへのイメージが変わりそうです。

『貧乏ゆすり』は育毛・薄毛改善に効果があるのか、調べてみました！

【結論】『貧乏ゆすり』は育毛・薄毛改善に期待できる

『貧乏ゆすり』に対しては、「行儀が悪い」「落ち着きが無い」「近くで貧乏ゆすりをされたら煩わしい」といった意見が多いかもしれません。しかし、『貧乏ゆすり』を「運動の一種として捉える」と、育毛・薄毛改善に期待できることがわかりました。

そもそも『貧乏ゆすり』とは、「主に、座っている時に、膝や踵を上下に揺らすこと」とされています。膝や踵を揺らす速さは個人差があるようですが、『貧乏ゆすり』をする方に多く見られるのは、「本人も無意識に、貧乏ゆすりをしてしまっている」ことだそうです。

『貧乏ゆすり』の語源は諸説ありますが、一説では江戸時代、縁起をかつぐ江戸の住民の中で、「体を揺らしていると貧乏神に取り憑かれる」と言われていたそうです。「貧乏人は、落ち着き無く動いている」というイメージが、貧乏神の由来と言われています。

『貧乏ゆすり』をする原因は、はっきりとは解明されていません。

『貧乏ゆすり』をしてしまう原因と考えられているのは、「筋肉の収縮運動」や「無自覚に、血行改善しようとする」、「ストレス解消」などが上げられるそうです。無意識に『貧乏ゆすり』を続けてしまう方は、医師の診察を受けた方が良いかもしれません。

幸い、パパハゲ家では、無意識に『貧乏ゆすり』をしている者はいないですね。私が無意識に『貧乏ゆすり』していたら、家内も娘も、容赦なく指摘するでしょうし…。「パパうるさい！」なんて娘に言われたら、ショックで『貧乏ゆすり』だけじゃなく心臓も止まりそう。

『貧乏ゆすり』を運動の一種として捉えると、「運動による、体温の上昇と血行改善」と「ストレス解消」の働きが見られ、育毛・薄毛改善に期待できると言えます。

単純に、体を動かすことは体温の上昇に繋がります。体温の上昇は、血管を拡張する働きがあり、頭皮の血行が改善される傾向があります。

同時に、重力の関係で下半身に溜まりやすい血液も、足を動かすことで血流がスムーズに流れやすくなります。血流がスムーズになると、髪や頭皮へ栄養素が届きやすくなる期待ができます。

『貧乏ゆすり』はシンプルなリズム運動なので、「セロトニン」の分泌が促進され、ストレスの解消に効果があると言われています。

「セロトニン」は神経伝達物質のひとつで、人間の精神面に働きかけ、心身の落ち着きや心の安定性に関与する特性から、｢幸せホルモン｣と呼ばれることもあります。「セロトニン」不足は、うつ病や不眠症などになる要因とされています。

ストレス解消は、体調が整って血流が良くなる傾向があることから、髪や頭皮の環境改善にも繋がり、育毛・薄毛にも効果が表れる可能性はあるでしょう。

『貧乏ゆすり』は、育毛・薄毛改善に効果が期待できるものでも、周囲に人がいれば不愉快に感じさせてしまう恐れがあります。会社や家庭では、人間関係の悪化に繋がるかもしれません、周囲への配慮が必要になるでしょう。

『貧乏ゆすり』を運動としてする時は、周囲に人がいない場所でするのが良いと思います。私も、家内や娘に見られないよう『貧乏ゆすり』で育毛・薄毛改善をしてみようと思います。トイレの中だったら大丈夫かな…。