美容師の使うハサミの秘密!
こんにちは!秋なのに雨の日々が続いております(- -;)
昨晩実家の母から愛犬のトイプードルをトリミングした、と画像付きで報告をいただいたのですが…カット代が7,500円と、私のカット代よりも高くて驚きました。
今回はヒトや犬のカットの際、美容師が使用するハサミについてご紹介いたします!
美容師の使うヒト用のハサミ
美容師が使うヒト用のハサミは、専門用語で「シザー」と呼ばれます。 普通の紙を切るハサミとカット用のハサミの違いとして、
- 摩耗・カラー剤などの薬液に耐える特殊な素材で作られている
- 切れ味が鋭い
などが挙げられます。
特にその切れ味の鋭さと言ったら凶器レベルで、指を切って出血する美容師さんは多く、中には「お客さんの耳を切ってしまった」なんて話もあるそうです…!
カット用のハサミは多くのの種類がある
カット用のはさみには多くの種類がありますが、大きく分けると以下の2種類です。
- カットシザー(専門用語:ブラントシザー) ハサミが直刃になっており、髪型のベースを作る際に使用します。切り口は真っすぐ「パッツン」となります。
- セニングシザー(すきばさみ) 刃の形が櫛状になっています。主に毛量を軽くする際に使用されます。(すいた髪を私の頭に移植して欲しいぐらいですよ!)
美容師さんは用途によって様々なハサミを使い分けるので、美容師さんの腰に付けているポーチには多数のハサミが入っています。
落としたらもう使えない
カット用のハサミは、非常に微細な調整が行われているため、一度落としただけでも調整が狂う、刃が欠ける、かみ合わせが悪くなるといった事が起きます。そのため、一度落としたハサミをそのまま使うのはNGなのだそうです。
もし落としてしまった場合、ハサミを販売する専門店に頼んで再調整や研ぎ直しが行われます。
価格は?
カット用ハサミの価格はピンからキリまであります。(中には100円ショップで売っている場合も…)
美容師さんは平均して3万円から6万円ほどのハサミを使用していますが、中には数十万円から100万円ほどのハサミを使用する人もいるのだそうです!
ちなみに、大半の美容師さんのハサミは自腹であるため、美容師さんの生活が少し心配でもあります。(T_T)
tokyo-fullthrottle.hatenablog.com
美容師の使う犬用のハサミ
わんちゃんをカットする用のハサミは、専門用語で「トリミングシザー」と呼ばれます。 ヒト用のハサミと犬用のハサミは、特に大きな違いはないものの、毛を逃がさないような造りになっている点など、細かい違いがあります。
詳しくはこちらのブログ様で紹介されています!
素人の私にも非常にわかりやすい記事でした!
人間も犬もカットは重要!
人間は髪を伸ばし続けると、シャンプーが大変になったり、頭皮に皮脂やヨゴレが残りやすくなってしまいます。
また、わんちゃんも毛を伸ばし続けると、自分でぺろぺろ毛をなめることで段々毛が硬くなり、排尿が出来なくなったり皮膚病に感染するなどの可能性があります。
もし「しばらくカットしていないかも」という方がいらっしゃいましたら、是非美容室へ行きましょう!